オーストラリア留学でもカナダ留学でも、英語に自信がない人ほど、ホームステイに興味を持っていると思います。
確かにホームステイにもメリットはありますが、正直に言って個人的にはおすすめしません。
この記事の目次
1.ホームステイとは
現地のホストファミリーに居候させてもらう制度。基本的に光熱費と料理込みですが、細かいところは各家庭によります。
例えば僕のステイ先は洗濯一回ごとに$5徴収していたので、コインランドリー使ってました。
僕のステイ先は結構なレベルのはずれだったので偏見が入っていると思われがちですが、彼女のステイ先はめちゃくちゃ良かったので一応論理的判断をしているつもりです。
激ヤバだったステイ先で起きた盗難事件の記事はこちらからどうぞ。
2.ホームステイのメリット
ホームステイのメリットをご紹介します。自分から行動するのが苦手な人には特に魅力的かもしれません。
1.強制的に英語環境になる
エージェントを通してホームステイをする場合、ホストファミリーが日本人になることはほぼ100%ありえません。
必然的に英語を話すことになり、自分から英語環境を作らなくても最低限の英語は使わざるを得なくなります。
ただし、移民大国であるオーストラリアにおいてはアジア系の移民がホストファミリーであることも多く、めちゃくちゃ訛っていたり文法がめちゃくちゃであることも少なくありません。
英語を使うことには変わりないので、メリットと捉えるかはその人次第でもあります。
2.食事が付いている
基本的に朝夕の1日2食出ます。
自炊なんて絶対無理!お金出してでも作ってもらいたい!という人はホームステイ決め打ちの場合もあるかもしれません。
エージェントにもよりますが、さすがに全て外食にするよりはホームステイの方が安くつきます。
ただし日本の家庭料理のクオリティを求めるとがっかりするので注意してください。
3.家事をほとんどしなくて良い
シェアハウスの場合はトイレ掃除やお風呂掃除などが当番制であることが多いです。
ホームステイの場合はそういった面倒な家事をホストファミリー側が負担してくれるので、家事をやりたくない人には魅力的なポイントとも言えるでしょう。
ただし、ホームステイの相場は$1200~$1500/月です。高すぎません!?
4.ペットのいる家が多い
エージェントにペット希望で依頼を出すとほとんど通ります。犬が圧倒的に多いですが、ペットと暮らしたい場合は魅力の一つかもしれないですね。
ただ、さっきも言ったけどそもそも月の料金が高いです。
3.ホームステイのデメリット
正直なところ、デメリットが致命的過ぎる気はします。
1.金額が高い
確かにホームステイの場合は自動的に英語環境が作られ、自炊の必要もなく、家事もほとんどホストファミリーが代わりにやってくれます。ほとんど実家暮らしのような環境です。
ただし、いかんせん高い。さきほども書きましたが、ホームステイの相場は$1200~$1500/月です。
2.宗教的な事情のあることも多い
オーストラリアは移民大国であり、もちろんさまざまな宗教の方がいます。
ほぼ無宗教の日本人からするとなかな理解できないのですが、宗教というのは信者にとって大きな存在です。
つまり、場合によっては牛肉NG、豚肉NG、酒NG、タバコNGという家庭が一定数存在すわけです。
宗教は自由なのでホストも僕たちもお互い強制されることはないんですが、やっぱりご飯に肉が出てこないとかって正直僕はきついです。
3.行ってみるまでどんな家庭かわからない
シェアハウスと違って、ホストファミリーに生活快適度のかなりの部分が委ねられます。
僕は他人が自分の生活に介入してくるなんて結構嫌なので、当たりの家庭であってもストレスは感じてしまいます。
4.当たりの家庭
もちろん当たりのステイ先もあります。
ごはんは毎日レストランみたいに豪華。週末は色んなとこに連れて行ってくれて、クルーザーも持ってますって家もありました。
子供や孫がいなくて、ホントの家族のように暖かく接してくれる。ホストファミリー歴も長いから英語もわかりやすく教えてくれたりと、非常に親切な家庭ももちろん存在します。
5.まとめ
とりあえず高く、家庭によるアタリハズレの要素が大きいので、基本的にはおすすめしません。
逆にお金はあるから楽したい人にはもってこいかもしれないです。
ワーホリで語学学校に通ってる間だけホームステイを利用する人も多いんですけど、個人的にはシェアハウスをおすすめします。