西寄りであることからヨーロッパ方面からの人気が高く、反対にアジア人が少ないことから語学留学に人気のパース。
僕自身大学時代の語学留学はパースを選びました。
今回も僕自身の体験を元にお話ししたいと思います。
この記事の目次
1.ざっくり、パースとは
オーストラリアの西海岸、西オーストラリア州に位置するパース。緯度は高めで、シドニーより少し北ぐらいです。
アジア方面からは距離があるため他の都市と比べてアジア人が少なく、反対に距離が近いヨーロッパ方面に人気があることから、語学学校のアジア人割合が低い留学先として有名です。
また、街が綺麗で港も近く、車で少し走ればオーストラリアらしい荒野(アウトバック)が広がっていることから、「世界一美しく住みやすい街」と言われることもあります。
2.パースの気候
地中海性気候と言われ、冬の間もある程度温暖ですが雨が多く、夏は高温かつ乾燥します。
夏は朝晩の気温差が20度を超える日もあるため、半袖短パンの上にコートを羽織って登校、昼休み前にコートを脱ぎ捨てるレアなスタイリングの人も多くいました。
実際真夏は40度を超えることもあり非常に暑いのですが、湿度が低いため汗だくと言うよりは肌がジリジリする暑さです。そして日陰に入るとそこまで暑さは感じません。
冬の間はひと月の半分近く雨の日が続きますが、気温は20度を超えることもあるのでそこまで辛くはないでしょう。
ちなみに夏は毎日ピーカンなのでビーチによく行ってたんですが、海水温が冷たい気がします。「水冷たっ!外暑っ!てか肌熱っ!」ってなります。
3.パースの治安
とりあえず良くはない。オーストラリア治安良い説を信じている人、それってアメリカとか南米とかもひっくるめてって話であって、【オーストラリア治安良いらしい】っていう概念は捨てた方がいいです。
ていうかオーストラリア治安良いって言ってる人、皆のためにやめて欲しい。その意識のせいで傷ついたり犯罪にあった人を何人も見てきてます。
とは言っても、昼間普通に歩いてて襲われるようなレベルではないです。ただ、酔っ払いが異常に多いので注意しましょう。ベンチに座るだけでタバコ求められたりします。
ひったくりもあまり聞かないですが、置き引きやATM利用時は十分に注意してください。ポケットに長財布とかは当然論外です。
そして、やっぱり怖いのは夜間です。パースもそれなりに大きい街ですが、ノースブリッジのような繁華街でも日本と比較すると断然暗く、夜になるといきなり治安が悪くなるので注意してください。
4.地域の人間性
パースもケアンズやゴールドコーストと同じく、社交的な人が多いイメージです。
日本人がそこまで多くないにも関わらず親日の人も多く、通学に使っていたバスの中で現地学生から日本について聞かれて仲良くなったり、最終バスで乗客が僕だけのときは自宅まで送ってくれたり、ということもありました。
5.パースの物価
全体的に高いです。
ただし国内で見ても時給は最高峰の地域のため、相対的に見れば生活水準は一番高いかもしれません。
また、パースは電車が発達しているため、中心地から離れても家賃が下がりにくい傾向にあります。交通費と移動時間をしっかり考慮して選ぶようにしてください。
離れた地域に住む場合、バスは時間がかなり曖昧なため、離れるなら電車利用をお勧めします。
6.日本食について
調味料は当然手に入りますし、外食に関しても困ることはないでしょう。一通りそろっています。
個人的には「Taka」という名前のどんぶり屋さんがおすすめです。味は日本風で、安くて普通に美味しいですよ。
7.まとめ
世界一美しいというだけあって、とても綺麗な街です。
川沿いに並ぶ街並みやフリーマントルという港町、さらに高速船で行けるロットネスト島は「世界一幸せな動物」として有名になったクォッカワラビーが見られますよ。