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オーストラリアの車個人売買はロードワーシー&レジ期限に関する詐欺に注意

2013-2015年のオーストラリアのワーホリ時代、ロードワーシーの取得と車の個人売買に関して、詐欺にあっている人がめちゃくちゃいました。

僕自身、車の引き渡し&支払い当日に事前条件と違う点があったため、指摘したところ相手ブチギレ、白紙に戻したいう経験があります。

その頃の経験をもとに、これからオーストラリアへワーホリに行く、今現在ワーホリを楽しんでいる方の助けになればと思います。

ちなみに、オーストラリアワーホリのリアルな情報に関して僕より情報量多い人はそうそういないです。間違いなく。

この記事の目次

1.オーストラリアの個人売買事情

日本で車を購入するならメーカーの正規ディーラーか中古屋さんですよね。でもオーストラリアでは違います。

個人売買がとても簡単なので、マージンを取られない個人売買という手法がとても活発です。

ではワーホリ組はどうなのか、そう、個人売買がメインとなります。

20万キロくらい走ってる車を2,000ドルくらいで買って、21万キロになった車を2,000ドルで売る。車体価格はプラマイゼロってわけですね。まぁワーホリ中なんて基本お金無い人が多いので、とにかく安く済ませたいわけですよ。

じゃあどういう人が出てくるのか。タイトルの通り、詐欺を働く人が出てきます。もうめちゃくちゃ出てきます。それこそ日本人でも。

どうせ売った後は帰国するだけなので、日本じゃ絶対そんなことしない人でも普通に詐欺ってきます。自分も騙されて損したから、取り返すくらいならいいかなって思っちゃうんですよね。一種のワーホリマジック。

特に僕が車を購入したクイーンズランド州(QLD州)は車検(ロードワーシー)が緩いので、個人売買詐欺が横行していました。

2.車両個人売買の最低条件

オーストラリアで車両の個人売買に必要なもの。それは車検とナンバーです。日本でも必須項目ですね。

車検はロードワーシーと言われ、ナンバーはレジ(レジストレーション)と言われています。

このロードワーシーが曲者で、知識がない故に騙されてしまう人がほんまにめっちゃ死ぬほど多かったので、これから詳細を解説します。長くてすみません!

3.ロードワーシー

ロードワーシー(RWC)は車両を売るときに絶対必要な安全証明証(車検)です。車屋さんや修理屋で発行できます。

車に問題が無ければ$100以下とかでも取れますが、安全基準を満たしていない場合は修理が必要となります。

ちなみにロードワーシーは売り手が取得することが義務なので、ご自身で取得してくださいは間違いなく詐欺です。

「帰国迫ってるからご自身で取得をお願いします。代わりに格安(500ドルとか)で売ります。」とか、「購入確定した時点でロードワーシー代折半にしましょう。」とかも100%詐欺です。言い切れます。

外観が良いけどめっちゃ安い、かつ上記の様な条件で売りに出ている車両なんて100%詐欺です。こういう車両って、ロードワーシー取ろうと思ったら基準満たしてなくて取れなかったっていうパターンです。騙されないでください。自分で取ろうとしたらロードワーシー代で車買えたりしますよ。

最悪ロードワーシー取れないってパターンまであります。

1.ロードワーシーで騙されない方法

ゴールドコースト限定の方法ですが、GREASE MONKEYという修理屋さんに依頼してください。きっちり査定してくれます。まだロードワーシーを取っていない車両でも、ここで取ってもらえるならば説明も日本語ですし、確実です。

むしろGREASE MONKEYでのロードワーシー取得を拒否されたら全力で疑ってください。僕はここでの取得を購入条件にしたにも関わらず相手(日本人)が別の業者で取得してきたため、購入を当日キャンセルしました。

中には$50くらいで検査もせずにロードワーシーのみ発行しいてる修理屋もあるんですが、そんな車買っちゃうと次自分が売るときにロードワーシー取れないです。結果タダ同然の価格で売るか、冒頭で説明したように自分も詐欺的な売り方をするしかなくなるわけです。

2.ロードワーシーの有効期限

ロードワーシーには有効期限と有効走行距離があります。

ロードワーシー取得から2ヶ月以内、または走行距離2000km以内となっています。

随時変更となる可能性はありますが、「ロードワーシー取ってるよ〜」と言われて買ったら有効期限切れた。というパターンも多いので、資料は確実にチェックしましょう。

4.レジ(レジストレーション)

レジは日本でいうところのナンバーですが、これは自賠責保険を兼ねていて、1年いくらみたいな更新料を払うことで維持できます。期限が切れていなければ簡単な手続きで更新可能ですが、既にレジの期限が切れてしまっている車両は更新が面倒&期限内に売れなかった理由が存在する可能性が高いため、その時点で候補から外すことを強くおすすめします。

ちなみに自分が売る時もレジの期限が残り少ないと交渉で不利なので、最低3ヶ月は残った状態で売れるように調整したいところ。逆に自分が購入する立場なら、「レジの期限残り少ないから値引いて。」という交渉は必ず行いましょう。

5.州を跨いだ売買は手間がかかる

例えばケアンズ(QLD州)で購入した場合、レジ(ナンバー)はQLDナンバーです。これをシドニー(NSW州)で売却する場合は、NSWの基準に合った車検を通す必要があります。レジの新規発行手数料と車検代がかかるため、手間とお金がかかってしまいます。

シドニーは車検が厳しめのためシドニーからQLDならまだマシですが、どちらにしろ販売価格で回収できる可能性はほぼ皆無のため、極力購入地域と販売地域は同じ州にした方が賢明です。

6.まとめ

今後は車の見極め方の記事もアップする予定ですが、まずは昔から相談の多いロードワーシーとレジについて書いてみました。オーストラリアは日本と違って走行距離20万km超えなんて当たり前なので、当然どこかしらガタは来ています。(日本の廃車基準は10万km)

消耗品の寿命によるガタは部品を交換すれば良いだけなので問題ないですが、パッと見は綺麗なのに絶対にロードワーシーが取れない不具合というのも当然存在します。僕の記事も参考にしながら、ロードワーシーの取得はご自身で立ち会うのを忘れないようにしてください。立ち会えないなら信頼できる有名な修理屋さん(グリースモンキーなど)での取得を相手方に徹底してください。

最後に、既にロードワーシー取得済みの場合は、必ず証明書に記載されている店舗名をGoogleで検索してください。ロードワーシー詐欺に使われる修理屋はワーホリ間である程度有名な可能性が高いので、被害に合う可能性を少しでも減らすことができます。

注意点
・日本人でも簡単に信用しない
・ロードワーシーは絶対に自分で取らない
・ロードワーシー取得は必ず立ち会う
・レジ期限の確認
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