旅行先としても人気の高いケアンズ。日本からも7時間半ほどで行けて、オーストラリア国内でも最も暖かい地域の一つです。
僕も大好きな街で、旅行で2回遊びに行ったほか、ワーホリで最初に降り立ったのもケアンズでした。
この記事の目次
1.ざっくりケアンズとは
オーストラリア北東海岸に位置し、緯度も低いので気候は沖縄的な感じ。グレート・バリア・リーフや熱帯雨林は世界遺産に登録されています。
日本人の観光客もとても多くて、結構日本語が通じたりもするので英語初心者にも易しい街。
ちなみに有名な観光地のキュランダ鉄道は、「世界の車窓から」のオープニングにも使われていました。
2.気候
熱帯性気候のため、雨季と乾季に分かれるケアンズ。
気候について、データって言うより僕の体感でお話します。
夏(雨季)
熱帯性気候のため、当然ですが基本的に暑い。夏はほぼ毎日雨が降ります。
ただし梅雨のように一日中雨ってわけではなく、「あー降り始めたー。」とか言ってる間にバッサー降ってずぶ濡れ。15分後とかには晴天で、ほっといても服は乾きます。そのため男女問わず水着で歩いてる人も多いんですよね。
実は僕もスーパーとか普通に水着で行ってました。濡れてもすぐ乾くし一番便利です。
ちなみに傘はほとんど使わないので、荷物の量で悩む場合は不要です。どうせほとんどの場合はすぐ止むし、傘じゃスコールは防げません。
続いて気温について。気温だけで言うと日本の夏と大差ないですが、毎日降る雨のせいで湿度がとても高く、体感温度はもっと暑く感じます。その反面屋内のクーラーが尋常じゃなく効いてるので、羽織るものはあったほうが良いかもしれないです。
冬(乾季)
真冬でも初夏くらいの気温はあるので、基本的に半袖でもいけます。5~6月くらいをイメージしてもらえれば大丈夫。
雨は比較的少なく、ケアンズで一番過ごしやすい季節です。水から上がると若干寒いですが海も入れるので、マリンスポーツ目当ての観光ならベストシーズンです。
日本の夏休みと乾季が被ってしまうので、旅費が高騰してしまうのが残念。
オーストラリアはJALが強いので、JALカードを使ってマイルで行くと旅費が抑えられます。
3.ケアンズの治安について
治安の良さはトップレベルとか言っちゃってるブログやエージェントが多いですけど、良くはないです。
データを調査したわけではないので僕の肌感ではありますが、オーストラリアのメイン都市の中だと路上での飲酒率と大麻率1位じゃないですかね。あとホームレスの数も。発砲事件もちょくちょく起こります。
もちろん大都市と比較したら、犯罪の絶対数は少ないです。そもそも人口少ないし。そういう意味では大都市の方が危険かもしれません。でも、夜道が危ないのは絶対にケアンズです。
大都市と違ってメインストリートですら街灯は少なく、僕の家の周りもスマホの懐中電灯を使うくらい暗かったんですよね。
タイミングが合うなら、ハウスメイトなどの女性の夜道には付き合うようにしてあげましょう。
あと道路でめっちゃカエル死んでる。
4.地域の人間性
暖かい地域の定番ですが、フレンドリーで陽気な人が多いですね。それこそ沖縄やハワイのイメージ。
また、親日家が多く、現地の学生によるとほとんどの学校で日本語の授業があるそうです。
そのおかげか街を歩いてると日本語で話しかけれることが多く、現地女性から声をかけられるなんてことも多々あります。ありがとう、日本語講師の人たち。
ついでに外国人男性→日本人女性へのナンパ率は異常。なんなん、大阪のおばちゃんの生まれ変わりなん?飴ちゃんあげないと死ぬの?
5.物価
人気観光地でありながら、圧倒的に安いです。
もちろんお土産なんかは観光価格ですが、スーパーなどの物価は田舎価格なので安心ですね。
ちなみに物価で代表的なのが次の2つ。
1.中古車
同じクイーンズランド州のゴールドコーストやブリスベンと比較して、割高です。
ケアンズはセカンドビザ狙いのワーホリが最初に狙う街のため、ファーム用として車の需要は高く、反して小さな街のため供給が少ないからです。
車を使わずにファームワークをしている人も多いので、今後売ることも考えてお財布と相談してください。
車関連の記事はこちらを参考にどうぞ。
2.家賃
めちゃくちゃ安い。
僕が住んでた家の場合、2人部屋の白米食べ放題で$60/週でした。お金貯まるまでは質素な生活を送る予定だったんですが、こんな破格の宿があるのもケアンズの魅力。
ちなみに相場は$100~$120ほどです。僕の時は$100を切る家も多数ありましたが、ケアンズは土地が広いのでプール付きを狙うのも有りだと思います。
6.外食について
親日のわりに、日本食レストランは少ないです。ただし日本系の調味料はほぼ揃うので、日本の味に困ることはほとんどないですね。
今まで自炊をしていなかった人も、この機会に自炊してみてはどうでしょう?
外食が結構なお値段なので、自炊による節約は日本より効果大きいですよー!
7.おまけに僕の思い出的なね
僕の好みで言うと、ケアンズに滞在していた半年はめちゃくちゃ楽しかったです。
大好きな馬の仕事できて、セカンドビザもあっさり取れて、日本じゃ絶対住まへんレベルのボロ家やけど、逆に庭でみんな集まって恋愛トークしてみたり、あいのりとテラハをミックスしたような生活でした。
ワーホリに来る人たちも、最初の街にケアンズを選ぶ人は明るくておおらかなタイプが多いです。都会じゃないと嫌!ってタイプは最初に除外する街ですからね。笑
じゃあ夏大好きウェーイ!って人が集まるかという言うと、そういう人はゴールドコーストに行きます。目の前がビーチでクラブもいっぱいあるんで。笑
という感じで、自然大好き!せっかくオーストラリア行くなら日本と違うことがしたい!っていう人が集まる街だと思っています。
ワーホリにおける、人との出会いは想像以上に大切で、大きな思い出にもなると思います。
街選びをするとき、どういう人が集まる街なのか?のウェイトを重視するのもありかもしれません。